学力の経済学 適当なまとめ

ご褒美を与えるとき 過程・結果 どちらに与えるのがいいのか

フライヤー教授のご褒美実験

過程

  • 本を一冊読んだらご褒美
  • 学校にちゃんと出席したらご褒美
  • 練習問題を説いたらご褒美

結果

  • 前回よりもテストで良い点をとったらご褒美
  • 通知表の成績に応じてご褒美

答え 過程にご褒美

過程にご褒美の場合は子供にとって何をすべきか明確。

特に本をよむことにご褒美を与えられた子供たちの学力上昇が顕著。

一方、結果に対するご褒美はどうすれば学力をあげられるかわからない。

結果にご褒美の子供たちはテストのテクニックを磨こうとして

授業をちゃんと聞く、わからないことを質問するという

本質的な学力の改善に結びつく方法に考えが及んでいなかったようです。

また、ご褒美は子供の勉強が楽しいという気持ちを失わせはしないそうです。

テツ
自分にとって意外でした
結果にご褒美を与えたほうが

「いかにしていい点を取るか」を試行錯誤してくれると思ったのですが

間違いだったようです。
知り合いが過程にご褒美をやっていたら
逆にご褒美を要求されるようになってやめたそうです。

子供の褒め方

自尊心を高める褒め方をしてもいいか

「あなたはやればできる」といっても

学生たちの成績を決してよくすることはなかった。

むやみやたらに子供を褒めると実力の伴わないナルシストを

育てることになりかねません。

能力を褒めるか 努力を褒めるか

ミューラー教授の実験

子供のもともとの能力(頭の良さ)をほめると、

子どもたちは意欲を失い、成績が低下する。

「よく頑張ったわね」と努力した内容をほめられた子供たちは

粘り強く問題を解こうと挑戦を続けた。

結論 能力をほめることは、子供のやる気を蝕む

テツ
ついついスポーツやテストの結果を褒めてしまうので自分に注意しています
「スイミングで進級できたのは今日までずっと頑張ってきたからだよ すごいね」というパターンで褒めるようにしています。

テレビやゲームは子供に悪影響を及ぼすのか

1日1時間程度ならそれほど悪影響はない

テレビやゲームそのものが子どもたちにもたらす負の因果効果は

私達が考えているほどには大きくない。

ゲームの中で暴力的な行為が行われていたとしても、

それを学校や隣近所でやってやろうと考えるほど子供は愚かではない。

1日2時間を超えると悪影響

1日2時間を超えると、子供の発達や学習時間への負の影響が

飛躍的に大きくなることも明らかになっています。

テツ
どうしても手が放せないときはテレビを見せています。

雨の日の過ごし方のレパートリーを作っておかないと

テレビに頼りがちになるので困り者です。

 

勉強時間をいかにして増やすか

お手軽なものに効果はない

勉強するように言うのは簡単だがエネルギーの無駄遣い

親の時間を犠牲にするような手間暇のかかるかかわりが効果が高い

男なら父親が、女の子なら母親がかかわるとよい

父親は自分の役割を侮るなかれ

男の子にとって父親が果たす役割は重要。

そんな時間がない!親はどうすればいいか

祖父母や兄弟、親戚などでも同じ効果。

助っ人を頼もう。

テツ
私はあんまり勉強をみていません・・・。

友達が与える影響

学力の高い子供と一緒にいるとどうなるか

  • もともと学力が高いとより学力がよくなる
  • 中間層やもともと学力の低い子供は何ら影響を受けない
  • むしろもともと学力の低い子供は自信の喪失などマイナスの影響があるかも

問題児から受ける影響

問題児の存在は学級全体にマイナスの因果効果を与える

大学生活時の飲酒などはルームメイトなどの因果効果が大きい。

同じような学力の子供で集団を形成すると

習熟度別学級は特定の学力層の子どもたちだけではなく、

全体の学力を押し上げるのに有効な政策である。

とくにもともと学力が低い子どもたちはとくに大きな学力向上がみられた。

しかし、子供の学齢が低いときに習熟度別学級を実施すると

格差が拡大し、平均的な学力も下がってしまう。

悪友から逃れる

子供や若者は、飲酒、喫煙、暴力行為、ドラッグ、カンニングなどの反社会的行為について

友人からの影響を受けやすい。

思い切って引っ越すと友人からの影響を断ち切れるかもしれない。

教育にはいつ投資すべきか

もっとも収益率が高いのは、子供が小学校に入学する前の就学前教育

人的資本への投資はとにかく子供が小さいうちに行うべき!

テツ
このグラフは衝撃的でした。幼稚園選びや習い事も案外大事そうです。
学資保険やらずに何か習い事とかさせたほうが投資効率は圧倒的にいいかもしれません。

学力以外の重要な要素「非認知能力」

非認知能力とは

  • 自己認識→自分に対する自信。やり抜く力
  • 意欲→やる気
  • 忍耐力→粘り強い、根気がある
  • 自制心→意志力が強い、精神力が強い
  • メタ認知ストラテジー→理解度を把握する、自分の状況を把握する
  • 社会的適正→リーダーシップがある。社会性がある
  • 回復力と対処能力→すぐに立ち直る、うまく対応する
  • 創造性→創造性に富む、工夫する
  • 性格的な特性→神経質、外交的、好奇心が強い、協調性がある、誠実

年収にも影響する

非認知能力は、認知能力の形成にも一役買っているだけでなく、

将来の年収、学歴や就業形態などの労働市場における成果にも

大きく影響することが明らかになってきた。

どんなに勉強ができても、自己管理ができず、やる気がなくて、

まじめさに欠け、コミュ力が低い人が社会で活躍できるはずがありません。

一歩学校の外へ出たら、学力以外の能力が圧倒的に大切です。

テツ
これは納得。社会に出れば学校の成績より
人の和を大切にする力、「コミュ力」などがめちゃくちゃ大事です。
誰もが気づいていると思います。

しつけをうけた人は年収が高い

4つの基本的なモラル

  • 嘘をついてはいけない
  • 他人に親切にする
  • ルールを守る
  • 勉強をする

を教わった人はそれらをまったく教わらなかった人と比較すると

年収が86万円高いということを明らかにしています。

大阪大学の池田教授の研究では

子供の頃に夏休みの宿題を休みの終わりの方にやった人ほど、

喫煙、ギャンブル、飲酒の習慣があり、借金もあって、

太っている確率が高いことを明らかにしています。

非認知能力を過小評価してはいけない

非認知能力への投資は、子供の成功にとって

非常に重要であることが多くの研究で示されています。

テツ
これ以降もあるのですが、
あとは日本の教育の問題点などです。
簡単にまとめただけですがこれで終わりにします。

教育のことについて下記の記事もおすすめです。

日本人の9割が知らない遺伝の真実 うろ覚えまとめ

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